発表されました。
幕内の番付を上から下まで
くまなくチェックしましたが、
上位陣は予想通りだったものの、
幕内の下位に目をやれば、「ほう」
と唸る力士もいました。
なにより驚いたのは、東前頭13枚目
の天風(あまかぜ)ですよ。
先場所、13勝を挙げ、十両優勝した
のは私も覚えていますが、西十両
11枚目でしたからねえ。
まさか、今場所、一気に新入幕を
決めるとは思っていませんでした。
しかし、初土俵からほぼ10年ですか。
苦労した「ご褒美」と言っていいん
じゃあないですか。
先場所の十両優勝のインタビュー
では、その明るい性格を惜しげも
なく披露してくれた天風。
今後、人気力士になる可能性も
十分にあると言っていいでしょう。
幕内上位では、東前頭3枚目に一気に
上がった貴ノ岩がどのような相撲を
取るのかが注目です。
先場所は、途中からあれよあれよと
いう間に白星を重ねて、結果的には
千秋楽まで優勝争いに絡むことに
なった貴ノ岩。
私も千秋楽の取組は見たものの、
それ以外は全く見ていませんでした。
これまでは、入幕しては十両に落ちて、
ということが多かったように見える
貴ノ岩ですが、覚醒した先場所の
勢いを持続することができるのか。
楽しみです。
上位陣では、「綱とり」の稀勢の里
については、また初日までに触れる
機会もあるでしょう、それよりも、
新関脇の高安に期待したいですね。
先場所の小結での11勝は立派でした。
今場所はどうか?
「大関とりへの足掛かり」とも
言われていますが、まずは勝ち越し
を目指してほしいですね。
先場所が「フロック」だったとは
思いませんが、何場所も三役で
勝ち越せる力が付いているのか
どうかは、まだ疑問です。
まずは、今場所勝ち越して、関脇を
守る。
「大関とり」は、そこからでしょう。
もっとも、高安には、「綱とり」の
兄弟子、稀勢への援護射撃という
役割もあります。
モチベーションは高いんじゃあない
ですか。
期待したいと思います。
秋場所の初日まであと二週間。
リオ五輪も終わりましたし、
今後は当ブログの記事を増やして
いきたいと思いますので、こちらも
ご期待下さい!
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ありますよ、このシリーズは! ↓
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