2016年07月28日

【平成28年大相撲名古屋場所・総括・平幕編】「宝富士場所」と言ってよかった、優勝争いに最も影響を及ぼしたわけですから・・・カナダ人力士の「誉錦」が引退? なぜ?

お待たせしました。

名古屋場所の総括、平幕編です。

その前に・・・今日、スポーツ紙を読んで
いて、カナダ人力士の「誉錦」が引退
したことを知りました。

なぜ?

スポーツ紙も一般紙も、その理由は
書いてありませんでしたが、彼は
いろいろと週刊誌でも報道された
錦戸部屋の所属でしょう?

その辺も関係しているのでしょうね。

相撲界は、部屋で何かあっても移籍
することができず、移籍しようと
思ったら即引退という、依然として
閉ざされた世界です。

もったいないですがねえ。

誉錦も恵まれた体格がありましたから、
もっと活躍できたでしょうに・・・。

今後は、プロレス界に転向ですか?

・・・これも、おかしな話でしてね。

相撲界を引退、廃業したら、受け皿が
プロレスや総合格闘技界しかないと
いうのもね。

これ、例えば、「幕下に上がるまでは、
事情によっては、移籍OK」とかにでき
ないものでしょうか?

十両に上がってから移籍では、「いい
とこ取り」になりますから、アウト
だとしても。

でないと、誉錦のような有望な力士が
どんどん相撲界から去っていきますよ。

ただでさえ、入門する力士も少ないん
です。

旧態依然の「部屋制度」では、相撲界は
廃れるばかりですよ。

せめて、「特例制度」のようなものを
作ってもらいたいですね、相撲協会
には。

さて、平幕の総括と参りましょう。

夜も遅いので、簡潔に行きます。

今場所の主役は、西前頭二枚目の
宝富士でした。

これは、先般の【総括・三役編】でも
触れましたが、五日目の白鵬戦で、
「エルボー」を封鎖し、白鵬の取口を
その後消極的なものにしては、ケガを
誘発することになった。

この功績は大です。

今場所宝富士は敢闘賞を受賞しました
が、三賞独占でもおかしくなかった。

今場所に関しては、「革命的な役割」を
果たしたわけですから。

来場所は関脇昇進が濃厚です。

ひるむことなく、横綱大関陣に当たって
もらいたいですね、来場所も。

東の十枚目の貴ノ岩が千秋楽まで
優勝争いに加わったことも、今場所
の大きな、というか、意外な出来事
でした。

中日まで5勝3敗ですからねえ。

私も全く注目していませんでした。

ところが九日目から、結果的には、
不戦勝も含め、7連勝し、12勝。

今場所は、横綱の鶴竜と、大関の
琴奨菊が途中休場しましたが、
こうして、上位陣が複数休場すると、
このような事態が起こりかねないと
いう好例ですよ、これは。

白鵬も、宝富士戦以降は、休場に
近い状態でしたしね。

来場所は、上位に上がってきます。

貴ノ岩の相撲は、私はあまり見た
ことがないのですが、どういう相撲を
上位で取るのか、ちょっと注目したい
と思いますね、来場所は。

平幕で、あともう一人、正代についても
触れておきましょうか。

先場所、上位陣に叩きのめされた感の
ある正代でしたが、大負けせずに、
今場所は東の五枚目で相撲を取りました。

休場力士が増えたこともあり、上位戦
が後半になって多く組まれましたが、
大関の豪栄道と照ノ富士相手に、真っ向
から当たって勝った相撲には、私も
唸りましたよ。

一場所で、こんなに変わるものか、と。

先場所叩きのめされた経験が正代を
大きくしたことは間違いありません。

来場所は序盤から上位陣と当たる
地位に上がります。

ひょっとしたら、「旋風」を巻き起こす
のではないかと、密かに期待しています。

最後に、十両の宇良についても一言。

初日から5連勝し、途中、けがをした
にも関わらず、11勝挙げたのは大いに
評価すべきです。

やっぱりねえ、宇良は、早く幕内で、
特に、白鵬あたりと対戦した時に
どのような相撲を取るのか、これは
是が非でも見てみたいと思わせます。

まともに当たらないですからね。

しかも、後ろに回られても、送り
出されない。

それこそ、居反りに近い技を出し
たり、思いもかけない大技を繰り
出しては、相手を翻弄する。

勝っても負けても、「見甲斐のある
力士」と言っていいでしょう。

タイプ的には、かつての舞の海(現・
評論家)に近いものを感じますが、
舞の海よりも足腰が強く、相手に
後ろに回られた時の対応力には、
舞の海以上の非凡なものを感じます。

番付の妙で、来場所、入幕の可能性
も囁かれる宇良ですが、少なくとも
四力士は幕内から落ちますからねえ。

東十両六枚目で10勝の旭秀鵬と、
西八枚目で11勝の宇良のどちらを
審判部が優先するかというところ
ですよ。

その二人よりも、東三枚目で8勝の
青狼が滑り込むかなあ・・・。

微妙なところです。

でも、まあ、来場所入幕できなく
ても、すぐに上がってきますよ、
宇良は。

十両の上位に上がれば、幕内で
相撲を取る機会もあるでしょう。

楽しみですよ。


*「月刊相撲」と「相撲ジャーナル」の
最新号です。↓

商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

相撲 2016年 08月号 [雑誌]
価格:929円(税込、送料無料) (2016/7/28時点)




商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。お買い物される際には、必ず商品ページの情報を確認いただきますようお願いいたします。また商品ページが削除された場合は、「最新の情報が表示できませんでした」と表示されます。

NHK大相撲ジャーナル 2016年 09月号 [雑誌]
価格:880円(税込、送料無料) (2016/7/28時点)







posted by あらやまはじめ at 23:43| 神奈川 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 宝富士 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする






「いいね!」はコチラ!↓


にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村

にほんブログ村 歴史ブログ 日本の伝統・文化へ
にほんブログ村