2018年09月24日

【平成30年大相撲秋場所・総括】稀勢の里が10勝を挙げたのは、ファンにとっても本人にとっても望外、来場所は優勝争いに加わってほしいものです・・・御嶽海は「オジンくさい」相撲を直さない限り「万年関脇」で終わる、若いんだから、前に出る相撲を終始取らなきゃ

今場所の総括です。

その前に、昨日優勝した白鵬が今朝、
いわゆる「一夜明け会見」を行った
ことについて先に少し触れておき
ましょう。

今場所が始まる直前くらいから
でしょうか、白鵬は突然、稀勢の里
について、擁護をするかのような
発言が増えました。

それは、場所中もそうでしたし、
今日の「一夜明け会見」でもそう
だった。

これが何を意味するのか?

おそらくですが、これは稀勢の里を
「今後、角界を引っ張る存在として
認める」と共に、「まだまだ横綱と
して頑張ってほしい」という願いから
来ているものだと私は思っています。

白鵬はその横綱在籍中、ほとんどの
期間、一人で角界を引っ張ってきま
した。

しかし、「後任」がいないことに、
さすがの大横綱も気付いた。

いい加減、疲れたんだと思いますよ。

白鵬だってもう33歳です。

日馬富士も引退を余儀なくされ、現在は
鶴竜が「後任」のような存在になりつつ
あるわけですが、力士勢をグイグイ引っ
張るようなタイプには見えませんしね。

稀勢の里は「背中で語れる男」です。

そういう部分に、白鵬も遅かれながら
気付いたというのが、実際のところでは
ないでしょうか。

横綱には土俵上以外にも、協会の看板と
して山のように仕事があります。

その一端を稀勢の里にも担ってほしい、
いや、担ってもらわないと困るという
のが白鵬の本音でしょう。

・・・で、その稀勢の里について、まずは
【総括】で振り返っていきたいと思い
ますが・・・。

はっきり言って、今場所の【総括】は
稀勢の里のみで終わらせても差し支えが
ないくらい「稀勢の里復活場所」でした。

ただ、「綱渡り」であったことも事実
でしてね。

特に、序盤は。

5連勝こそしたものの、凌いで凌いで、
辛くもなんとか5連勝したという印象
でした。

ただ、序盤で1敗もしなかったことが
結果的には大きかった。

六日目からの十日間の成績は5勝5敗。

これが、初日から十日目の成績だったら、
やっぱり「進退問題」に発展していた
はずなんですよ。

本当に凌いで、なんとか「逃げ切った」
感がありますね。

今場所の稀勢の里は。

強運といえば強運、実力といえば実力。

昨日の白鵬の優勝インタビュー時の
言葉を借りれば、「相撲の神様が
微笑んだ」と言っていい。

白鵬にもそうですが、稀勢の里にも
微笑んだ。

もはや、稀勢の里の引退を言う者は
いない。

ファンにとっても本人にとっても望外
でしたが、それなりに結果は残したの
ですから、ケチの付けようはありません。

来場所は「優勝を」とまでは言わない、
優勝争いに加わってほしいものです。

白鵬と稀勢の里の話題が長くなりました。

今場所「大関とり」がかかっていた、
先場所の覇者、御嶽海についても少し
触れておきましょう。

先場所も今場所も私は御嶽海の取組は
場所の半分くらいしか見ていないので、
断言はできないのですが、見る度に
思うのは「オジンくさい相撲を取る」
ということです。

一昨日の十四日目と昨日の千秋楽の
相撲はまさにその典型でした。

相手に前に出られ、寄られ、押され、
土俵際でかろうじて残して突き落とし。

これ、見方によっては「相手をよく
見ている」、あるいは「相撲がうまい」
と言えなくもないですが、こういう
ギリギリの相撲は下手したら負けて
いたかもしれないわけで、7勝8敗で
負け越しの可能性もあったということ
です。

まだ25歳でしょう、御嶽海は?

今から「老練な」相撲など取る必要は
ないんですよ。

もっと、がむしゃらに前に出ないと。

器用なんだろうなあ、いい意味でも
悪い意味でも。

でも、今の御嶽海は「器用貧乏」に
近いと思う。

今のままの相撲を取っていれば、
「万年関脇」で終わります。

過去にもたくさんいたんですよ。

「万年関脇」は。

こういう器用な力士は上位陣に
とっては、怖くありません。

今場所、小結で9勝を挙げた貴景勝
あたりの方が、がむしゃらに前に
出てこられて、怖いでしょう。

上位陣からすればね。

・・・ちなみに「オジンくさい」という
表現、これ自体が今は「オジンくさい」
ことを承知の上で書いています。

先日、高二の娘に指摘されましてね。

「オジンくさいって、何?」と。

おじさんのことをかつては「オジン」
と言ったものですが、確かに今は言い
ませんからね。

それはさておき・・・。

平幕では三賞の該当者がいずれも
なかったのですが、ベテランの
「元大関候補」の妙義龍と栃煌山が
それぞれ前頭五枚目と七枚目で勝ち
越し、着実に毎場所番付を上げてきて
いるのは、ちょっとうれしいですね。

いずれも31歳ですが、今の角界では
まだまだ老け込む年齢ではありません。

こういうベテランにまだまだ上位で
活躍してもらって、若手と切磋琢磨
することが角界の盛り上がりに直結
するのは間違いないことでしてね。

最後に、ベテランと言えば、西十両
筆頭の安美錦が7勝8敗で負け越し、
引退を噂されていますが・・・。

あれくらいの力士になると、本人に
しか分かりませんからねえその状態は。

次の九州場所は40歳で迎える安美錦。

その決断にも注目したいと思います。

今場所の【総括】は以上です。



*このDVDシリーズはいいですね。↓







[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

大相撲名力士風雲録 7【1000円以上送料無料】
価格:1620円(税込、送料無料) (2018/9/24時点)

楽天で購入








posted by あらやまはじめ at 20:14| 神奈川 ☁| Comment(0) | 稀勢の里 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする






「いいね!」はコチラ!↓


にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村

にほんブログ村 歴史ブログ 日本の伝統・文化へ
にほんブログ村