2020年08月08日

【令和2年大相撲七月場所・総括】三役全力士が勝ち越した中、大栄翔の躍進には最も刮目しましたね・・・世代交代はもはや待ったなし、初の幕内上位で勝ち越した隆の勝も含め、来年は番付が一変していることでしょう

先の七月場所の総括、ここまで遅れて
しまいました。

何しろ、阿炎の騒動に加え、式秀部屋の
9力士の集団脱走なる話題もあり、私自身
の仕事も忙しい中、ここまで延びてしまい
ました。

おかげで、田子ノ浦親方の「泥酔」騒動に
ついては書けずじまい・・・。

あの問題については、今日から3連休です
から、明日にでも書きましょうかね。

で、総括ですが・・・。

まず、照ノ富士の5年ぶり2度目の優勝から
取り上げないわけにはいきません。

既に当ブログでも取り上げましたが、十三
日目の朝乃山戦での勝利がすべてだったと
私は思っています。

あの取組での照ノ富士の技術には首を垂れ
ざるを得なかった。

さすが、「元大関」だった。

もっとも、照ノ富士の優勝にケチを付ける
気は全くありませんが、後半戦は膝を曲げる
のも一苦労で、立ち合いの仕切りで手を付か
ない場面も散見されました。

来場所は各力士も「打倒・照ノ富士」に
執念を燃やすはず。

ケガの状態との付き合い次第ですが、
この優勝が「最後の輝きだった」と後世
言われないように、照ノ富士には来場所
以降も頑張ってもらいたい。

次に「優勝次点」の朝乃山ですが、新大関
の場所として、十分に大関としての責任を
果たしたと言っていいでしょう。

終盤まで優勝争いを牽引したことは、
横綱大関陣が皆途中休場となる中、よく
頑張ったと大いに評価すべきです。

上記で取り上げた照ノ富士戦、さらには
その直後、照強にまさかの足取りで敗戦
したことは、今後の相撲人生を考えれば、
「いい勉強」です。

来場所、全勝優勝を目指そう。

すぐに横綱昇進ですよ。

関脇の正代と御嶽海は共に11勝。

取口の安定感という点から見れば、正代の
方が先に大関に昇進しそうな気がします。

御嶽海はムラがありますからね。

東小結で同じく11勝を挙げた大栄翔は
私が最も刮目した力士でした。

なにより、十日目まで全勝だった白鵬を
正攻法で破りましたから。

白鵬は今場所、私が当ブログで再三指摘
していた通り「序盤から飛ばしすぎ」た。

どこかで崩れると思っていましたが、
大栄翔が実力通りの相撲をとって、
白鵬はその直後、連敗しては休場に
追い込まれた。

今場所の「MVP」と断言していい。

最近の大栄翔は、押し相撲だけでなく、
四つに組んでも相撲が取れるように
なってきました。

ここが、押し相撲一本で大関になった
貴景勝と違う点でして、近い将来、
大関はもちろん、横綱に昇進しても
おかしくない存在になってきたと、
今場所の大栄翔の成績は証明して
くれました。

来場所は小結に据え置きでしょうが、
仮に13勝くらいすれば、関脇を経験
することもなく、一気に大関へ昇進
ということだって、あり得ます。

世代交代が待ったなしであることは
今場所に限らず、ここ数場所続いて
いましたが、初の幕内上位で勝ち越し
た隆の勝も含め、来場所以降、来年
あたりの番付は一変しているであろう
ことを予感させる七月場所となりました。

最後に、私がもう一人、気になった
力士を紹介して、終わりにします。

初の上位戦で6勝9敗と負け越しながら
も、確かな足跡を残した霧馬山です。

五日目の朝乃山戦で「あわや」という
ところまで行くと、翌日、貴景勝戦で
初めて大関戦で勝った。

その後も御嶽海に勝つなど、「霧馬山、
ここにあり」という姿を相撲ファンに
見せてくれました。

なにしろ、「イキがいい」。

久々じゃないですか、ああいう若武者
らしい力士は。

なんかねえ、日馬富士の若い頃を彷彿
とさせるような取口でねえ。

陸奥部屋で、鶴竜にも稽古を付けて
もらっていますから、すぐに強くなり
ますよ。

鶴竜も白鵬同様、先は長くない。

「鶴竜の後釜」として、すぐに上に
上がっていくんじゃないですか。

楽しみな力士が出てきましたよ。



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posted by あらやまはじめ at 20:55| 神奈川 ☁| Comment(0) | 大栄翔 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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