2020年07月14日

「殺すぞ」発言の中川親方の降格は今の時代、やむを得ませんが・・・その音声を録音して相撲協会に提出した弟子も弟子だよ、怒られるのには理由があるからだろうに

数日前から突如湧いた「中川部屋の
閉鎖並びに中川親方の処分問題」が
昨日、相撲協会の臨時理事会で協議
され、結果、中川部屋は閉鎖が決定
し、中川親方は委員から平年寄へ
二階級降格となりました。

元旭里の中川親方の現役時代のことは
私もほとんど覚えていません。

ですので、どういう人物なのか自体、
よく分かりませんが、相撲協会に
よれば「昨年から今年3月にかけて、
弟子に対して日常的な暴力や暴言が
あった」とのこと。

「殺すぞ」なる発言もあったとか。

ここ数年、相撲協会は暴力根絶に取り
組んでいる中、確かに中川親方の降格は
やむを得ないでしょう。

ですが、中川親方だって理由なく暴力を
振るったり、暴言を吐いたわけではない
はずです。

相撲部屋の親方と力士は、「親と子」の
ような関係とよく言われます。

同じ屋根の下で生活を共にしますし、
親方だって弟子を強くするために、
心血を注いでいる。

怒られるのには理由があるんですよ。

何もしなければ怒られるはずもない。

・・・まあ、何もしなくても怒っていたと
したら、それは中川親方が一方的に悪い
と思いますが、そうじゃないでしょう?

弟子を自分の子供と同じだと思うから
こそ、愛情を注ぐからこそ、強くしたい
からこそ、じゃないんですか?

中川親方の弟子は「暴言」の音声を録音
して相撲協会に提出したそうですが、
こんなの「親の心子知らず」の典型
でしてね。

相撲協会からしたら、「暴言」の部分
ばかりを気にせざるを得ない。

でないと、バカな弟子は下手したら週刊誌
にその音声を持ち込んで、もっと大きな
問題になるかもしれませんから。

親方衆からすれば「どう指導すればよい
のか?」という疑問符だらけだと思い
ますよ。

弟子に対する愛情や熱意があっても、
少しでも手を挙げたら「暴力」と疑われ、
強い口調で叱責すれば「暴言」と断定
されてしまう。

挙げ句の果てに、その音声を録音されれば
「動かぬ証拠」となり、我が身の親方人生
も終わってしまう。

親方のなり手がいなくなるんじゃない
ですか、こんなことばかりしていたら。

親方の厳しい指導があればこそ、弟子は
強くなり、その相撲にいずれ魅力や迫力が
生まれてくる。

厳しい指導もなければ、大相撲だって
「なあなあ」の世界に成り下がり、魅力は
半減、再び八百長がはびこっては、迫力は
ゼロ、しまいには誰も見なくなってしまい
ますよ。

致命的な暴力や暴言以外は相撲協会も少し
大目に見るべき時だと私は思います。

線引きが難しいところではありますが、
なんでもかんでも「暴力と暴言はアウト」
の風潮はおかしい。

いずれ、関取衆による稽古での「かわいがり」
まで「暴力だ」と下っ端の連中は言いかねない。

様々なケースを想定して、どれがアウトで
どれがセーフなのかを相撲協会はきちんと
書面化しておくべきでしょう。

奇しくも、昨日、相撲協会は来たる本場所に
4分の1程度の観客を入れて開催することを
発表しました。

「常に満員になる」ことを想定しての
4分の1ですが、いずれ、どんなに頑張って
も、国技館の4分の1程度しか観客が入ら
なくなる事態だって考えられないわけでは
ありません。

あぐらをかいていたら、今の人気のレベルを
上げるどころか、維持するのだって難しく
なる。

人気がなくなれば、関取衆の給料だって
下がり、若手の有望株は他の格闘技に
流れかねない。

大相撲の先細りは目の前です。

相撲協会のやるべきことは山積しています。

中川親方一人を切ればそれで済む問題では
ありませんよ。




*親方の厳しい指導に耐えたからこそ、
多くの相撲ファンに感動を与えることが
できた数少ない力士である元稀勢の里。
今後の相撲協会にとっても数少ない
「貴重な人材」と言えるでしょう。↓










ラベル:中川親方 旭里
posted by あらやまはじめ at 12:01| 神奈川 ☔| Comment(0) | 相撲全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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