2020年03月22日

【令和2年大相撲春場所・千秋楽速報!】朝乃山、貴景勝を破り、直前3場所32勝で大関昇進が決定的に!・・・「出世力士手打式」と「神送りの儀式」は私も初めて見た、無観客場所を成功裏に導いた八角理事長と相撲協会の尽力に今回は頭を垂れたいですね

異例の無観客場所も今日、無事、
千秋楽を迎えることができました。

そもそも、場所前、開催自体が危ぶ
まれた春場所でしたが、八角理事長
並びに相撲協会は無観客での春場所
開催を断行しました。

相当な決意、というか、悲愴感を
持っての出発だったと思いますよ。

万が一、力士や協会員にコロナに
感染する者が一人でもいれば、
その時点で場所は即中止。

全力士に毎朝検温させては、37.5度
以上の高熱が二日続けば、休場させ、
それでも下がらなければPCR検査も
行うという徹底ぶり。

千代丸が休場し、PCR検査を受けた
時には、本当に「本場所中止」の
可能性が現実味を帯びました。

千秋楽の取組後、全力士を東西の
土俵下に集めて、八角理事長が
テレビの視聴者に向けて「協会
御挨拶」を行いましたが、最初、
八角理事長は言葉に詰まって
いました。

グッとくるものがあったのでしょう。

それでも、八角理事長、涙をこらえ、
最後まで関係者並びにファンへの
感謝の意、さらにはコロナ感染者
への心配りまでしていて、正直私は
感動しました。

近年にない、「名スピーチ」です。

普段、私も相撲協会に対しては批判が
どうしても多くなるのですが、今回
ばかりは頭を垂れたい。

なにしろ、相撲協会にとっても前例の
ないことだったわけですから。

無観客にすることについては様々な
批判もあったでしょう。

が、多くのプロスポーツが開催中止を
決定する中で、今回、無観客場所を
実施したことにより、学校が休みに
なった子供たちがNHKの大相撲中継を
見て、相撲の面白さを初めて知ったと
いう声もよく聞きました。

開催して大正解でした。

今場所のMVPなるものがあれば、それは
優勝した白鵬ではなく、間違いなく八角
理事長ですよ。

・・・言ってしまいましたね、今場所の優勝
力士を。

でもねえ、もう、昨日、2敗で鶴竜と
並んだ時点で、この「シナリオ」は
分かっていました。

一応、その取組を少し振り返りましょうか。

白鵬は鶴竜と対戦する時には、決して
「ビンタやエルボー」はしません。

そして、今日もそうでしたが、なぜか
巻き替えの応酬となる。

今日もまさにそう。

「シナリオ」が描かれている感があり
ました。

案の定、最後は白鵬が無難に鶴竜を
寄り切り。

「阿吽の呼吸」でした。

それよりも、今日、最大の注目の一番は
大関の貴景勝と、大関昇進をかける朝乃山
の対戦でした。

朝乃山にとっては「相撲人生を左右する
一番」。

これも振り返ります。

立ち合い、押し込む貴景勝に対し、朝乃山も
突き返していきました。

ここに、朝乃山の成長を見た相撲ファンは
私だけではないでしょう。

もう、右四つにこだわらなくても、大関
相手に互角の相撲が取れるということです。

押し返した朝乃山は左の前みつを取り、
寄り立てますが、残した貴景勝に切られ
ました。

しかし、土俵際の貴景勝は突き落としに
行くしかなかった。

体勢の崩れた貴景勝を朝乃山はそのまま
押し倒し。

押し相撲の貴景勝に、四つ相撲の朝乃山が
押し相撲で勝った!

なんぼ、今場所、状態の悪い貴景勝とは
いえ、この1勝は朝乃山の場所後の大関
昇進を決定づける1勝となりました。

事実、境川審判部長代理が臨時理事会の
召集を八角理事長に要請し受諾されました
から、朝乃山の場所後の大関昇進は確実
です。

まあねえ、朝乃山の安定感はここ数場所
では角界随一ですよ。

令和初の場所で初優勝を飾ると、翌場所
こそ初の上位で苦戦しましたが、ここ
4場所はすべて二桁勝利。

三役に昇進してからここ3場所で32勝は、
目安の33勝には届かずとも、安定感並び
に将来性が審判部の目にも「大関昇進に
値する」と写ったのでしょう。

また、今場所は30数年ぶりに一人大関
でしたから、「もう一人の大関待望論」
は当然あり、その風も朝乃山にうまく
吹いた。

朝乃山の大関昇進は、昨今の暗い世相を
少しは明るくする慶事でもあります。

だいたい、プロスポーツ自体が事実上、
すべて中止になっているわけですから。

当ブログでも朝乃山の大関昇進に関して、
明日から数日は逐一、追っていきたいと
思っています。

最後に、無観客場所だからこその思わぬ
場面がNHKの大相撲中継で見られました
ので一言。

「出世力士手打式」と「神送りの儀式」
です。

これ、私も40年以上大相撲を見てきて、
初めて見ました。

というのも、通常の大相撲中継では、
時間的にまず18時までの放送枠では
映らないからです。

「出世力士手打式」を見れば、かつて
白鵬が優勝インタビューで観客に三々七
拍子を要求したことに相撲協会が激怒
したことがよく分かります。

「お前が先にやるな、バカ!」という
心境でしょう、相撲協会からすれば。

また、最後の最後に「神送りの儀式」で
行司さんが胴上げされる場面も、本では
読んで知っていましたが、実際に見た
のは初めて。

これを中継できただけでも、今回の
無観客場所はやる意義があったと、
私は思いますよ。

「相撲は神事」ということが、少しでも
視聴者に伝わったと思えば、ましてや
子供たちがそういう場面をテレビを通じて
見たという事実がこれ以上なく大きい。

こういう異例なことって、子供は大人に
なってからも覚えているものです。

案外ね。

5月の夏場所も無観客になる可能性が
高いですが、それでもいいじゃない
ですか。

別の楽しみができて、私はうれしいと
さえ思う。

40年以上大相撲を見てきて、こういう
場所は初めてでしたが、有意義な場所
だったとも言えます。

来場所も大いに期待したいですね。

今場所も十五日間、お付き合い頂き、
誠にありがとうございました!




*朝乃山の本とノート、記念にどうぞ! ↓










posted by あらやまはじめ at 21:21| 神奈川 ☁| Comment(1) | 朝乃山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブログお疲れ様でした!
白鵬が44回目の優勝を達成しましたね!
主の見苦しいまでの嫉妬と悔しさが伝わってきて、凄い楽しい記事でファンになりましたwwww
Posted by エセ工 at 2020年03月23日 10:23
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:







「いいね!」はコチラ!↓


にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村

にほんブログ村 歴史ブログ 日本の伝統・文化へ
にほんブログ村