当ブログでは、毎場所恒例の【速報】を
日々、お届けして参ります。
今場所も、読者の皆様、どうぞ、
よろしくお願いいたします!
さて、初日の今日、終盤戦では唯一の
波乱とも言える「鶴竜×御嶽海」戦から
少し見ていきたいと思います。
御嶽海は先場所痛めた足のケガで、
場所前、ほとんど稽古ができず、
「ぶっつけ本番」と聞いていますが、
さて・・・。
立ち合い、頭から当たった両者。
先手を取ったのは鶴竜でした。
突き押しからのど輪、悪い癖である
引き技も見せず、前に出て行きました。
ところが、なかなか後ろに下がらない
御嶽海に鶴竜がいなしたところから、
勝負が動き始めました。
鶴竜のいなしに対し、御嶽海もいなす。
鶴竜、後ろ向きになり、御嶽海が前に
出るもいなし、しかし、一瞬、引いた
形になりましたねえ。
ここで御嶽海が間髪入れずに、鶴竜を
送り出しました。
御嶽海という力士の勝負強さというか、
「大物食い」の本領を改めて目にした
感がありますねえ。
場所前、ロクに稽古できていないん
ですよ。
それでも、横綱に勝つのですから、
御嶽海という力士は本当に分からない。
「本番に強い力士」というのは昔から
いますが、今の角界では御嶽海が随一
でしょう。
逆に、ロクに稽古できていないから
こそ、余分な力が抜けて、いい相撲が
取れるのかもしれない。
あのレベルになると。
なにしろ、優勝経験者でもあります。
台風の目になる可能性はありますよ。
一方の鶴竜ですが・・・。
やっぱり、「引退間近」という感は
拭えませんなあ。
「勝負勘」という点で、稽古不足の
御嶽海にあれだけ「キレイに」敗れる
というのは、もはや、先をそんなに
期待できるわけではないことを全国の
視聴者に露呈してしまったというかね。
今場所も途中休場するようなことが
あれば、場所中に引退を余儀なくされる
可能性もあります。
ちょっと、鶴竜の明日以降の取組、
いつも以上に注視していかないとね。
上位陣は、鶴竜以外はすべて安泰でした。
やっぱり、本来、こうでないと。
そんな初日でしたから、少し、「復活」
した力士について触れていきましょうか。
まずは、約3年ぶりに再入幕した豊ノ島
について一言。
新鋭の照強との対戦でしたが、途中、
押し込まれるところはあったものの、
体は動いていましたよ。
再入幕で1勝。
頑張ってほしいなあ、こういう力士には。
また、元大関ながら、序二段で相撲を
取る照ノ富士が勝った一番も今日の
大相撲中継で挟んでくれました。
両膝にテープをぐるぐる巻いており、
痛々しい姿は以前と変わりありません
でしたが、勝ったことは何よりです。
喜ばしいじゃありませんか。
若手の台頭ばかりが叫ばれていますが、
彼らだって、昔は「若手」だったんだ。
「ロートル」なんかじゃ、決してない。
今場所はこういう力士もどんどん、
取り上げていきたいと思います。
時間が許す限りは。
*地元で発売されている御嶽海の本
です! ↓



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