2018年07月28日

【平成30年大相撲名古屋場所・総括】新大関・栃ノ心の休場で「すべてが狂った」という印象ですね、今場所は・・・御嶽海の初優勝は、これが「最初で最後」にならないことを願いたいものです

遅ればせながら、名古屋場所の【総括】
です。

千秋楽が終わって今日で六日が経ち
ますが、改めて「おかしな場所に
なってしまった」と思っているのは
私だけではないでしょう。

ここ数年の本場所では、最も奇っ怪な
場所でした。

名古屋場所を奇っ怪たらしめた最大の
要因は、先場所まで二場所連続優勝を
果たしていた鶴竜の途中休場も去る
ことながら、やはり新大関・栃ノ心の
途中休場、これに尽きます。

本来、栃ノ心が場所を引っ張るべき
でしたし、実際、ケガをするまでは、
その圧倒的な力で全体を引っ張って
いました。

それが、まさかの休場。

これですべてが狂ってしまった。

私は「平幕優勝もあるのでは」と途中、
当ブログでも指摘しましたが、結果的
には三役の関脇・御嶽海が初優勝を
決め、「大番狂わせ」とまでは行き
ませんでした。

今場所の御嶽海、私は決して急成長
したわけではないと思っていて、
相対的に「残った力士の中で一番
体が動いていたから優勝できた」と
見ています。

体調も良かったのでしょう。

ただ、先場所の栃ノ心のような
「これ」といった型がないので、
大関にはまだ遠いかなあという
気はしています。

来場所が大関とりになることを
八角理事長は明言していましたが。

まだまだムラがありますよ。

三役で二場所連続二桁勝利を挙げた
こともありませんし。

今回の優勝が「最初で最後」になら
ないことを願いたいものです。

御嶽海の早すぎるとも言える初優勝を
見るにつけ、思い出されるのは、
稀勢の里の「遅すぎた初優勝」です。

つくづく、稀勢の里は不運だったと
しか言いようがありません。

全盛期の白鵬がおり、日馬富士もいた。

そういった中で、ことごとく優勝を
逃してきては、ようやく初優勝を
つかみ、横綱に昇進したものの、
まさかのケガで、8場所連続休場の
末、もはや、その短い横綱人生を
終えようとしています。

来たる夏巡業には出るようですが・・・。

秋場所に進退がかかるわけで、序盤で
黒星が重なれば即引退ですよ。

そうなることが濃厚な気がしてなり
ません。

これも「時代の波」なのか。

・・・ちょっと論点がずれてしまいました。

名古屋場所の【総括】に戻ります。

残った大関二人についても触れて
おきましょう。

豪栄道は結果的には二桁を挙げました
が、優勝争いに絡むことは一度も
ありませんでした。

正直、この展開で優勝争いに絡む
ことができないということは、
「大関としての役割は終わった」
としか言いようがありません。

余力があるうちに、大関陥落前に
「惜しまれる引退」を決意した方が
いいのではと、つくづく思います。

一方の高安は先々場所までは「綱
とり」にも近い位置にいましたが、
先場所の休場で元に戻ってしまい
ましたね。

本来、豪栄道はさておいて、大関陣
ではこの高安こそがこの展開であれば
優勝争いの筆頭に立つべきでした。

九日目までは2敗で、まだ可能性を
感じさせましたが、その後、魁聖、
さらには今場所不振だった逸ノ城
にまで敗れ、優勝争いの圏外に
弾き出されてしまった。

先場所までのケガの影響もあった
のでしょうが、栃ノ心、あるいは、
御嶽海といった「新たな顔」の前に
その存在感を急速に失いつつある
のは残念極まりない。

来場所こそは優勝争いに、と思って
いたら、夏巡業も初日から休場と
いうことで、状態はやっぱり良くは
ないんだろうね。

歯がゆくて仕方がありません。

平幕ではやはり、千秋楽に御嶽海を
見事な相撲で破った豊山が最も
印象的でしたかね。

下位では朝乃山が九日目まで1敗で
御嶽海を追走したことも印象深い
ですし、ベテランの栃煌山が久々に
その存在感を発揮したのも嬉しかった。

また、今場所は、当ブログでは話題に
することはありませんでしたが、十両の
上位で大勝ちする力士が多数おり、中
でも貴ノ岩が西三枚目で優勝し、来場所
の再入幕を決定づけたのも大きな印象を
与えてくれました。

本来、こういう位置で相撲を取っている
力士ではありませんからね。

来場所の楽しみがまた一つ増えました。

【総括】はこのくらいにしておきましょう。

しかし、御嶽海の初優勝から約1週間
ですが、すっかり話題にもならなく
なってしまったのは、上記で述べた
とおり「タナボタ優勝」という側面を
世間が見抜いているからではと改めて
思います。

ケチをつけるわけではありませんが。

稀勢の里の横綱昇進時は1週間経っても、
まだまだ話題は連日続いていました。

御嶽海の真価が問われるのは来場所
です。



*さすがに今月の「月刊相撲」も
御嶽海を表紙に持ってきましたね。
「大相撲ジャーナル」もどうぞ。↓














posted by あらやまはじめ at 22:03| 神奈川 ☁| Comment(0) | 栃ノ心 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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