2017年11月18日

【平成29年大相撲九州場所・七日目速報】解説の舞の海さんはよくぞ、白鵬の「立ち合いの張り手」に苦言を呈してくれました、全くもってその通りだ!・・・稀勢の里に勝った北勝富士は、明日白鵬に同じ相撲が取れるか?

「横綱とは何か?」

あなたは分かりますか?

この問いに答えられる人は実は
そんなに多くありません。

私も答えられません。

というか、当の横綱自身が答えられ
ないのではないか。

ただねえ、「相撲の取り口」という
観点に立てば、過去の多くの横綱の
実例が残っています、「こういう
取り口をするのが横綱たるゆえんだ」
というイメージは私も含め、多くの
相撲ファンが知っていることでしょう。

その一つに「横綱は立ち合い、下の
力士には受け止めてやる」という
不文律のようなものがあります。

そりゃ、そうだ。

力が上だから横綱なわけで、下の力士、
特に若手には受け止めてやって、それ
でも力の差を見せつけて勝つというのが
横綱の本来の姿であると、私も子供の
頃からずっと思ってきました。

しかし、そのような本来の横綱の相撲を
取ったのは、貴乃花が最後ではないか。

私がなぜ白鵬をさほど評価しないのか
といえば、「自分中心」だからです。

横綱として若手を引っ張るという責任は
全くなく、「自分さえ勝てればそれで
いい」という内面の態度が、立ち合いの
張り手や、反則技である「エルボー」に
出ている。

何年前でしょうか、白鵬は尊敬する
双葉山を意識して「後の先(ごのせん)」
を立ち合いで試みた時期がありました。

ですが、続かなかった。

むしろ、双葉山から、いや、貴乃花から
さえも「横綱本来の姿」から遠ざかって
いるというのが、現在の白鵬の現状です。

優勝回数だけ増やせばいいという話
ではありません。

ですが、モンゴル人である白鵬には
結局のところ、この期に及んでも
「横綱の役割」について全く分から
なかったと言わざるを得ない。

今日の阿武咲との対戦でも、右から
場内に響き渡るくらいの音を立てて
張り手を食らわせましたが・・・。

白鵬に「横綱とは何か」を知ってもらう
ためにも、張り手は禁じ手にすべきだ
と私はずっと当ブログでも主張して
きました。

「力が落ちた」と言われた、調子の
振るわない場所では、白鵬も張り手や
「エルボー」を出さない場所も最近
ありましたが、今場所はあまりに目に
余る。

そんな白鵬に対して、今日解説の舞の海
さんは勇気ある提言をしてくれました。

「横綱とは、立ち合い、若手を受ける
立場だから、こういう張り手に対して
ファンからお叱りの声も多いんですよ」

・・・全国放送のNHKですから、オブラート
に包んでいましたが、この白鵬に対する
舞の海さんの苦言には、久々に膝を打ち
ました。

結局ねえ、相撲協会が張り手や「エルボー」
を禁じ手にするしかないと私は思います。

だって、なんぼ言ったって、分からない
のですから、白鵬は。

「ルール上、反則ではない」ことを日本人
なら自重するところですが、モンゴル人は
そうではない。

「相撲美」という言葉、日本人になら
それとなく分かるが、モンゴル人には
永久に分からない。

今般の日馬富士の暴行事件だって、とどの
つまりはそこに行きつくんじゃないですか。

文化の違い。

言葉も通じない日本に来て、苦労して
頑張った白鵬や日馬富士に対しては、
大いに褒め称えるべき点も多いですが、
最高峰の横綱になって、いざ振り返る
と、「本当にこれで良かったのか」と
私は思います。

相撲というのは、成績を競うだけの
スポーツではありませんから。

今場所、成績こそ振るわないものの、
「貴乃花以来の横綱らしい横綱」を
体現しつつあるのが稀勢の里です。

この横綱は「自分中心」ではない。

受けて立って、若手に存分に相撲を
取らせようとしています。

ただ、今場所は左が戻っていません。

先々場所あたりと比べれば、ずっと
使えている方ですが、ケガをする前の
状態には戻っていないことは明らかです。

今日の対戦相手の北勝富士は「相手の
弱点」である稀勢の左を、右から終始
おっつけて、頭もつけて、完全に封じ
ました。

これはこれで大変立派な相撲でした。

ですが、明日、北勝富士は白鵬相手に
同じことができるのか?

ここが問題なんですよ。

おそらくは、押し相撲の北勝富士を
相手に、白鵬は組みに来る。

例によって、右か左から張って、
右か左から「エルボー」を食らわす。

・・・こんな相撲、だれが見たいんだろう?

白鵬は「綱の責任」を勘違いして
いますよ。

「何をしても、優勝すればそれでいい
んだろ?」というあの態度。

あそこまで自由にやらせておいて、
何も言わない相撲協会にも疑問が残る。

ある程度の規制があってこそ、「自由」
というものは存在します。

なんでもかんでも自由にしてしまえば、
残るのは混乱だけ。

今回の日馬富士の暴行事件をきっかけに、
立ち合いの張り手や「エルボー」の禁止
を含めて、相撲協会は抜本的に改革を
する時期だと痛感しています。

相撲人気の急落は必至ですよ、もはや。



*舞の海さんの著書、私も読みました。↓





posted by あらやまはじめ at 20:58| 神奈川 ☁| Comment(0) | 白鵬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:







「いいね!」はコチラ!↓


にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村

にほんブログ村 歴史ブログ 日本の伝統・文化へ
にほんブログ村