2017年09月17日

【平成29年大相撲秋場所・中日速報】鮮血! 勝った嘉風はもちろん、負けた松鳳山も絶賛したい真っ向勝負は、全力士のお手本です!・・・豪栄道は波に乗ってきましたね、このまま突っ走る可能性は高いんじゃないですか

今日は結びの二番前に、久々に
いい相撲を見ましたので、そちら
から見ていくことにしましょう。

35歳の嘉風と33歳の松鳳山の
一番。

正直、取組前にはあまり期待は
していませんでしたが・・・。

その立ち合い、両者は頭からぶつ
かっていきました。

今場所はこの両者に限らず、こう
いう正々堂々の立ち合いが目立ち
ますね。

清々しいですよ。

白鵬がいないから、特にそう感じる
のかもしれません。

立ち合いに「汚らわしさ」を感じる
ことが、今場所は少ない。

大相撲とは、本来、こうあるべき
なんです。

ずっと、この状態、続かないかなあ。

・・・嘉風と松鳳山の対戦に戻り
ましょう。

先手を取ったのは松鳳山でした。

もろ手突きで、嘉風の体を起こす。

しかし、嘉風も応戦し、突き返す。

土俵際まで押された松鳳山は再び
突き返し、土俵中央へ。

嘉風はここで右からおっつけて、
左を差しました。

左下手も取り、右も入った。

気が付けば、もろ差しになり、嘉風、
そのまま寄り切りました。

取組後、寄り切られた松鳳山の
肩のあたりには鮮血が・・・。

嘉風の顔から血が出ていました。

「また、目を負傷したか?」と懸念
しましたが、鼻血でしたので、まずは
一安心でしたね。

支度部屋に戻った時には既に鼻血も
止まっていたようですので、明日も
大丈夫でしょう。

これねえ、今日解説の春日野親方も
絶賛していましたが、真っ向勝負は
もちろんですが、途中、お互いに
引き技を一切見せなかったのが
素晴らしい。

近年では珍しいんじゃないですか。

今日勝って1敗を守った、今場所
好調の阿武咲も、威力のある突き
押しからのはたきが一つの特徴と
なっています。

これはこれで私はいいと思って
いますが、本来、引き技なし、
駆け引きなしでの押し相撲こそが
大相撲の醍醐味だと小さい頃から
刷り込まれています。

最近の大相撲は駆け引きが多く
なりました。

「王道の相撲」が見られなくなった
というかね。

例えば、貴乃花が横綱の頃は王道の
寄り切りで勝つ相撲が多かった。

それは、何度も見ていれば、「つまら
ない」相撲だったかもしれない。

ですが、後で振り返れば、「強かった」
と思うものなんですよ。

それは、私が幼少の頃に「強い!」と
思ってずっと見ていた北の湖なんかも
そうでしたから。

今日は「王道の押し相撲」を両ベテラン
に見せてもらって、個人的には大満足
でした。

勝った嘉風はもちろん、負けた松鳳山
も絶賛したい。

このような真っ向勝負は、全力士の
お手本です。

こういう相撲を見せてくれれば、今の
相撲人気も廃れることはないと思います。

感謝したいですね、この両ベテランには。

・・・長くなりましたが、もう一番、1敗の
豪栄道が苦手の玉鷲と対戦した取組も
少し振り返ってみましょうか。

このところ、不戦敗も含め玉鷲には
4連敗中の豪栄道でしたが、今日は
立ち合いからすぐに左を差して、
右も入り、一気に前に出ました。

玉鷲は寄られた際、左足が「カクン」
となりました。

二日目の高安戦で足を痛めています
から、本来の玉鷲の粘りではあり
ませんでしたね。

ですが、豪栄道は前に出ていました。

いい相撲だったと思います。

波に乗ってきましたよ、豪栄道は。

明日勝てば、勝ち越しでカド番脱出。

カド番さえ脱出すれば、後は伸び伸び
相撲を取れるだろうしね。

はっきり言って、終盤戦も上位戦は
日馬富士戦だけですから、気楽と
いえば気楽じゃないですか。

まあ、そういう時に限って、平幕
力士に負けるというのはままある
ことではありますが・・・。

1敗の豪栄道と阿武咲、3敗ながら
日馬富士あたりまでは優勝争いに
最後まで加わってくると思います。

明日から後半戦です。

いつもの場所とはやや違った景色が
見られる秋場所ですが、先の嘉風と
松鳳山の一戦のように、見どころは
たくさんあります。

「ケガの功名」からか、力士たちの
立ち合いも、小細工がなくていい。

今場所ならではの「味わい」を、
明日以降も噛みしめようではあり
ませんか。



*嘉風の著書、電子書籍でも発売
されています。↓


posted by あらやまはじめ at 19:28| 神奈川 ☔| Comment(0) | 嘉風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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