2017年09月14日

【平成29年大相撲秋場所・五日日速報】横綱初挑戦で日馬富士を破った阿武咲、師匠の「益荒雄旋風」を彷彿とさせる勢いですな・・・照ノ富士は松鳳山戦で再び左膝を負傷、明日から休場濃厚でしょう

しかし、まあ、今場所はちょっと考え
られない展開になっていますね。

「荒れる秋」などと、一部スポーツ紙
では言われていますが、「荒れる」
どころではありませんよ。

暴風、いや、「台風が吹き荒れている」
くらいに形容してもいいかもしれない。

既に、3横綱1大関が休場。

そして、残った1横綱と2大関も、
とてもではありませんが、本来の
相撲からは程遠い取り口で黒星を
積み重ねています。

日馬富士は序盤で昨日まで連敗。

照ノ富士は3敗、豪栄道は1敗を
キープはしているものの、連日、
立ち合いの変化で白星を積む、
消極的な相撲が目立っています。

そして、今日、また波乱が続き
ました。

まず、結びの一番、日馬富士に
阿武咲が挑戦した取組から見て
いきましょう。

阿武咲にとっては、横綱初挑戦
ですよ。

その立ち合い、頭から当たった
両者。

日馬富士は、連敗の影響からか、
やはりまわしに手がかからずとも
前に出る。

焦っている。

一方の阿武咲は、体が動いています、
前に出た横綱を左からいなして、頭
からはたいて、残したところを再び
はたくと、日馬富士の体はきれいに
一回転しました。

阿武咲、横綱初挑戦で初勝利です!

初金星でもあります。

初日から5連勝。

これねえ、今から約30年前、私が
高校時代に目を見張った「益荒雄
旋風」を思い出しますよ。

益荒雄は、あの時、確か小結で初日
から上位戦全勝で7連勝しました。

あの時の益荒雄が、今の阿武咲の
師匠、阿武松親方です。

つながりを感じますなあ・・・。

もっとも、取り口は全然違います
がね。

益荒雄は、体も細かった、結果的
には「旋風」を起こした一場所のみ
が記憶に残る力士となってしまった。

ですが、阿武咲の場合、体も大きい。

しかも、師匠とは異なり、押し相撲。

共通点は「とにかく前に出る」ところ
くらいでしょうか。

ですが、この「前に出る」というのは
なかなかできそうでできないですからね。

阿武咲は、強い当たりから、相手の体が
起き上がったところではたくタイミングが
素晴らしい。

天性のものかもしれない。

明日は豪栄道戦ですか?

阿武咲は、幕内唯一の全勝力士となり
ました。

豪栄道にも勝つようなことがあれば、
初優勝どころか、全勝優勝の可能性
すら見えてきます。

今場所の主役は、阿武咲と断言して
いいでしょう。

もちろん、初の上位戦ですから、中盤
以降の土俵も気になるところですが、
明日で上位戦はほぼ終わりますからね。

ちょっと、考えられない展開になって
きました。

一方、阿武咲に敗れた日馬富士は、
まさかの3連敗。

体は動いていますから、明日から休場
ということはないかと思いますが、
明日の対戦相手は、好調の北勝富士
です。

仮に4連敗ということになれば、
休場は避けられないでしょう。

体面上はね。

明日のこの一番も、日馬富士の今場所
を考えれば、注目の取組となります。

最後に、カド番の照ノ富士が松鳳山に
敗れた一番についても少し触れておき
ましょう。

立ち合い、松鳳山はすぐに照ノ富士の
中に入りました。

これねえ、こういう形をここまで簡単に
許すということは、やっぱり照ノ富士の
状態はよくない、というか、最悪ですよ。

照ノ富士は、抱えるような形でしのぎ
ますが、今日解説の元琴欧州の鳴戸
親方が分かりやすい解説をしていました。

「抱えると、膝に負担がかかる」

・・・確かに、私も子どもの頃の拙い相撲
体験を振り返れば、ああいう形になった
時、膝を軸にして粘らなければならな
かったことを思い出します。

というか、膝が「反っくり返る」とでも
いいましょうか。

あれは、膝に負担がかかります。

ましてや、照ノ富士の場合、膝を手術
したばかりで、完全には癒えていない
はずですからね。

取組後に、膝を気にして、負け残りの
土俵下でも曲げられなかったという
のは、なんとなく分かるような気が
しました。

帰りの花道でも、付け人に肩を借り
なければ帰れなかったそうですから、
明日からの休場は濃厚と見ていい
でしょう。

カド番だから、強行出場するかも
しれませんが、状態を悪化させる
だけです。

だいたい、出ても勝てないですよ、
今の状態では。

1勝4敗で、膝のケガ。

悪いことは言わない。

明日から休場して、大関を陥落しても
いいから、来場所の再起に備えて、
休むべきです。

照ノ富士は、私は以前から当ブログで
指摘してきましたが、「一度、大関から
陥落した方がいい」。

別に意地悪で言っているわけでは
ありません。

大関という地位に固執しているから、
中途半端な状態で土俵に上がり続け
ざるを得ず、結果的にはいつまで
経っても膝の状態が良くならない。

再起不能になる前に、一度大関から
陥落して、じっくりと治した方がいい。

仮に平幕、あるいは十両に落ちたと
しても、照ノ富士には力がある、
すぐに戻れますよ。

状態が良くなればね。

一時は、「次の横綱」とまで言われた
男です。

私もそう思っていた。

規格外の相撲を取れる魅力は、かつて
の把瑠都のように、捨てがたいものが
あります。

もっとも、把瑠都は早めに見切りを
付けてしまいましたが・・・。

把瑠都の前例を見て、伊勢ヶ浜親方が
むしろ心配しているのかもしれませんね。

「照ノ富士には把瑠都のようになって
ほしくない」と。

でも、現状では照ノ富士に大関相撲は
無理です。

一度陥落して、また這い上がって来れば
いい。

モンゴルから一緒の飛行機で日本に来た
逸ノ城は、いまだに幕内下位でくすぶって
いる。

それを考えれば、まだ若いんだから、
少しくらい回り道をしてもどうってこと
ありませんよ。

照ノ富士には「明日から休め!」と提言
して、今日の記事を終わりにしたいと
思います。



*益荒雄のカードと、珍しい商品を
見つけましたので、紹介しておきます。↓







posted by あらやまはじめ at 19:57| 神奈川 ☀| Comment(1) | 阿武咲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日馬富士は明日は千代大龍ではないですか?
毎日楽しみにブログ読んでいます。
Posted by まき at 2017年09月14日 20:11
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:







「いいね!」はコチラ!↓


にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村

にほんブログ村 歴史ブログ 日本の伝統・文化へ
にほんブログ村