2017年01月25日

【平成29年大相撲初場所・総括・平幕編】筆頭で11勝の御嶽海は、関脇枠を拡大してでも、来場所関脇に昇進させるべきです・・・貴ノ岩に、蒼国来に、逸ノ城と、終盤まで優勝争いに加わり、充実していましたね

今日の午前中、稀勢の里の横綱昇進
が正式に決まり、私も速報記事を
書きましたが、ここでは、恒例の
【総括・平幕編】をはお届けします。

これは、きちんと書いておかないと
いけませんからね。

まずは、西前頭筆頭で11番勝った
御嶽海から参りましょう。

「世代交代」の代表のような存在に
なってきましたね、今場所は。

上位戦と当たる前半戦も連敗はなく、
平幕力士と当たる後半戦も蒼国来に
不覚を取った以外は、取りこぼしも
なかった。

御嶽海の場合、これまでは突き押し
相撲に定評があったわけですが、
今場所は組んでも、上位相手に互角の
相撲を取れるようになってきました。

今場所、最も急成長した力士と言って
間違いないでしょう。

この位置で11番勝てば、本来なら
関脇に昇進しても不思議ではあり
ませんが、各スポーツ紙の春場所
予想番付を見れば、すべて東小結の
予想となっています。

これはおかしい。

来場所は大関の琴奨菊が大関から
関脇に陥落することもあり、また、
東関脇の玉鷲が9勝、東小結の高安が
11勝したことから、関脇枠は3枚に
なる可能性が高いですが、私に
言わせれば、「4枚にしろ」ですよ。

昔は張出関脇制度もあり、関脇に
4人ということもありました。

成績が良ければ、別に4枚にしても、
全く支障はないはずです。

大関だって2枚に減るわけですから。

御嶽海のように、筆頭で11番勝った
のなら、そのご褒美として、関脇に
上げるべきなんですよ。

相撲協会の将来のためでもある。

審判部には柔軟性を持って、来場所の
番付編成をしてもらいたいものです。

上から順に見ていけば、西四枚目の
遠藤は、今場所も千秋楽に負け越して
しまいました。

しかし、今場所の遠藤、私は半分
以上は取組を見ましたが、体は
先場所と比べても、動けてきて
いるという印象を受けました。

ただ、ケガの再発を恐れているから
か、負けそうな場面では、粘ること
なく、淡泊に負けていたというのも
目立ちました。

こうして、「騙し騙し」と言っては
言葉は悪いですが、ケガを再発させ
ない程度に、調整しながら、相撲を
取っていくしかないんでしょうなあ、
しばらくは。

東の五枚目、ベテランの豪風は、
久々に存在感を見せてくれました。

幕内最年長の37歳ですが、うまい
ですよ、相撲が。

豪風は基本、押し相撲ですが、その
駆け引きというか、押したり引いたり
のさじ加減が、見事としか言いようが
ない。

来場所は、場合によっては、三役復帰
というところですが、審判部もここは
機転を利かせて、関脇を4枚にしてでも、
豪風を小結に返り咲かせてほしいなあ。

稀勢の里の横綱昇進同様、これも一つの
話題にはなりますからね。

話題は多いに越したことはありません
から。

東西10枚目の貴ノ岩と蒼国来に関しては、
この地位ではケチのつけようのない成績
を収めました。

貴ノ岩は11番、蒼国来は12番。

貴ノ岩は、十四日目に白鵬と初顔
合わせで勝って、その一番だけで
殊勲賞まで獲得してしまった。

まあ、あの一番のおかげで、稀勢の里
の初優勝、並びに、横綱昇進が大きく
近づいたと思えば、殊勲賞受賞は当然
でしょうなあ。

また、蒼国来の相撲は私は十三日目
から三日間はすべて見られましたが、
そのすべてが素晴らしかった。

結果的に技能賞を受賞しましたが、
さもありなん、あの細い体で四つに
組んでは、微妙な距離を取り、相手
に十分にさせず、ちょっとした隙を
見て、一気に攻めるというのは、
まさに「技能相撲」でしてね。

個人的には、ああいう取り口の
力士は昔から好きなタイプでして、
来場所は上位戦で大暴れしてほしい
と思っています。

平幕ではもう一人、逸ノ城が西の
十三枚目ではありましたが、11勝と
復活ののろしを挙げました。

私は十四日目の稀勢の里戦で、今場所
初めて逸ノ城の相撲を見ましたが、
見るからに痩せましたね。

20キロ痩せたって?

やっぱり、適度な体重というのは、
一般人であれ、力士であれ、あるん
ですよ。

先場所までの逸ノ城は明らかに
太りすぎていましたもの。

「痩せれば、これだけ体が動いて
勝てるんだ」と、逸ノ城自身が、
おそらくは痛烈に感じたことが
一番大きいんじゃないですか。

来場所以降が楽しみですよ。

最後に、十両の話になりますが、
東の三枚目で11勝を挙げた宇良に
ついても一言。

まあ、あの粘り腰というか、体の
柔らかさというか、幕内に入ったら、
むしろ、先場所の石浦のように、
旋風を巻き起こしそうな気がします
ねえ。

いませんもの、ああいう力士は。

幕内にはね。

ちょっと、タイプは違うかもしれ
ませんが、私が子どもの頃に活躍
した栃赤城あたりが近いですかね。

柔らかい体から、自在に技を繰り
出すという意味ではね。

「たすり反り」なんていう、相撲の
決まり手の本でしか見たことがない
ような技までやりましたしね。

十両以下にも、楽しみな力士が
たくさん出てきました。

幕内上位で「世代交代」が明らかに
なってきた今場所でしたが、一年後
には勢力図が完全に変わっている
かもしれません。

来場所は稀勢の里の横綱昇進だけが
話題ではありません。

三横綱が新横綱に対してどこまで
意地を見せるのか。

関脇に陥落の琴奨菊は二桁勝って、
大関に復帰できるのか。

高安の大関とりも、仮に優勝でも
すれば、分かりませんよ。

御嶽海の快進撃は続くのか。

遠藤は、今度こそ、完全復活なる
のか。

新入幕の宇良は?

見どころ多すぎです。

・・・今場所の【総括】はこんなところ
でしょうか。

通常の場所後であれば、ここで当
ブログも一息、というところなの
ですが、今回は稀勢の里の横綱昇進
という慶事もあります。

しばらくは、稀勢の里関連記事を
中心に、記事が続くかと思われます。

しかし、相撲ファンとしてはうれしい
ですよ。

翌場所まで話題が途切れることなく、
続くというのは。

明日以降の当ブログにも、どうぞ、
ご期待下さい!


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posted by あらやまはじめ at 20:20| 神奈川 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 御嶽海 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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