2016年02月15日

元横綱の輪島大士さんが、筆談で北の湖前理事長を偲んだんですか・・・輪島さんには今のうちに聞いておかなければならないことが、たくさんありますよ

今日、私はスポニチを購入しました
が、その6面に興味深い記事が載って
いました。

見出しは「輪島氏 筆談で北の湖
氏しのぶ」でした。

昨年の11月に北の湖前理事長が
お亡くなりになった時、私も当ブログ
で北の湖さんについての思い出を
随分と書きました。

「私が相撲を見始めた頃の大横綱
だった」とかね。

そのちょっと前に「輪湖(りんこ)
の時代」を築いた、もう一人の
相撲界の主役が輪島さんですよ。

輪島大士(ひろし)さん。

私が相撲を見始めた頃、輪島さんは
既に晩年でして、「ケガがちだった
横綱」というイメージを子どもの頃
には持っていました。

しかし、その後、相撲雑誌や文献で
当時の記事を読むにつれ、輪島さんが
いかにすごい横綱だったのかという
ことを徐々に知るところとなります。

なにしろ、「黄金の」左下手からの
投げのキレはねえ、今見ても、もの
すごいですよ。

あの形で相撲を取れる力士はいない
でしょう、現在の角界では。

それだけ、左のかいな力が強かった
んでしょうなあ。

今の土俵を見ていて、あの形、あるい
は似たような形ですら勝てる力士を
私は知りません。

少なくとも、幕内上位にはいない。

それで横綱にまで登りつめたわけ
ですからねえ。

しかも、大卒の学生横綱で、あっと
いう間に。

リアルタイムでその時代の取組を
見たかったと、つくづく思います。

その輪島さんを強烈に認識したのは、
むしろ、相撲界を引退してからでした。

引退後、花籠親方になるも、金銭に
ルーズだったのでしょう、借金苦の
果てに、親方株を担保に借り入れを
したことが発覚し、相撲協会から
事実上追放されました。

食い扶持に困った輪島さんは、四十路
を前にプロレス界に転身しては、プロ
レスラーとして、再度、我々の前に
姿を現すことになります。

実は、この頃の輪島さんが、私に
とっては一番印象深い。

当時は、プロレス中継を夜7時から
テレビでやっていましたから。

ジャイアント馬場さんとタッグを
組んで、「相撲タックル」を武器に、
外国人レスラーと対戦した姿は強く
印象に残っています。

その後は、確か、アメフトのコーチ
とかをやったりしたのかな。

相撲協会への復帰は叶わず、数年前
には咽頭がんの手術を受け、現在は
声を出すことが困難になってしまい
ました。

・・・なんとも、波乱万丈の人生と
言えなくもありませんが、今日、
スポニチに載っている輪島さんの
痩せこけた写真を見て、私は死ぬ
直前の亡き父を思い出しましたよ。

輪島さんももう68歳です。

私の父は69歳で数年前にがんで
亡くなりました。

こう言ってはなんですが、輪島
さんも、先が長いわけではないと
思います。

だからこそ、輪島さんには今の
うちにいろいろなことを聞いて
おかなければならないと思うん
ですよ。

輪島さんの目から見た現在の
相撲界のことであるとか、
将来の相撲界のことについて
だとか・・・。

プロレスも経験し、数々の困難を
乗り越えてきたからこそ、輪島
さんにしか分からないことは
たくさんあるはずです。

私が個人的に聞きたいくらいですが、
個人ではどうしても限界があります。

時間的にも、金銭的にも。

本来、スポーツ紙や「月刊相撲」
あたりが、取材を重ねて、特集を
何回かに分けて連載すべきでしょう。

私はケーブルテレビのJ:COMも見て
いますが、ケーブルテレビで「相撲
チャンネル」のようなものを協会が
作って、輪島さんを特集してくれる
と、一番いいのですが・・・。

筆談ができるうちはまだいいんです。

筆談すらできなくなったら、どうする
のか?

亡くなった時になって、一面にして、
「輪島さんは名横綱だった」と偲ぶ
時にはもう遅いんです。

「今こそ、輪島さんの話を聞け」と
言いたいですね、私は。



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買いましたが、輪島さんのシリーズ
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posted by あらやまはじめ at 19:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去の名力士たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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