2015年11月14日

【平成27年大相撲九州場所・七日目速報】白鵬の「やぐら投げ」には脱帽ですよ、しかし、なぜ軍配が隠岐の海に上がったのか?…稀勢の里戦の碧山の足も明らかに出ていました、きちんと見て頂きたいものです

今日は、行司軍配差し違えと
なった二番から見ていきましょう。

まず、結びの白鵬と隠岐の海の
一番から。

隠岐の海は、昨日まで六連敗とは
思えないいい相撲を取りましたよ、
今日は。

立ち合いこそ、白鵬に左の前みつを
許し、勝負はすぐに決まるかと思わ
れましたが、左上手を引いてからは、
むしろ、隠岐の海の方が前に出て
相撲を取っていました。

最後は隠岐の海が白鵬を土俵際に
寄っていったところを、白鵬が
左足一本で残しては、うっちゃり
ました。

しかし、軍配は隠岐の海に上がり
ました。

なぜ?

明らかに隠岐の海の方が先に
落ちていましたが、白鵬のかかと
が出たということだろうか?

当然、物言いがつき、すぐに
行司軍配差し違えで白鵬の勝ち
となりましたが、その決まり手は
「やぐら投げ」です。

大技ですよ。

ビデオでよくよく見れば、確かに
最後、白鵬は右の太ももを相手の
足に乗せて投げていました。

脱帽ですな。

これ、白鵬は狙ってたと思いますよ。

今日も向正面から鋭い解説を続けて
いた中村親方は、「白鵬は余裕を
持って残していた」と指摘しました
が、そのとおりです。

でなければ、あんな大技はかけられ
ません。

幕内では、平成21年の朝青龍以来
だというのですから、まあ、会場の
お客さんはもちろんのこと、視聴者
も「いいものを見させてもらった」
と白鵬に感謝すべきでしょうなあ。

しかし、なぜ、軍配が隠岐の海に
上がったのか?

謎です。

また、その前に、やはり物言いが
ついた稀勢の里と碧山の一番に
ついても、途中、碧山のかかとが
明らかに蛇の目の砂を掃いていた
にも関わらず、行司も、また近くに
いた藤島審判も気付かない。

碧山が押し出したところで、やっと
藤島審判が手を挙げて物言いを付け、
軍配差し違えとなりましたが、私は
首を傾げましたねえ。

角度が難しい位置だったのかもしれ
ませんが、あれでは、何のために
審判が五人も座っているのか、疑問
です。

しっかり見て頂きたいものです。

最後、照ノ富士を破って、一敗を
守った勢の相撲について一言。

照ノ富士が膝をケガしているとは
いえ、勢は素晴らしい相撲を取り
ました。

なにより、右を差して、すくい投げ
から照ノ富士の体を横にしたのが
良かった。

そのまま食らいついて、最後は寄り
切り。

今日のような相撲を取り続けられ
れば、勢は今場所も大勝ちする
可能性は大ですよ。

それにしても、今日の中村親方の
解説はいつも以上に辛辣でしたね。

嘉風に敗れた逸ノ城を称しては、
「このままで終わるんじゃない
ですか」と一言。

中村親方の出番を増やしてほしいと
思いましたね。

こういう、親方の「本音」を聞いて、
力士には発奮材料としてほしいもの
ですよ。


*決まり手について、興味深い本が
出ています。興味のある方はどうぞ! ↓





posted by あらやまはじめ at 18:48| 神奈川 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 白鵬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
碧山−稀勢の里戦を裁いた木村玉治郎と、隠岐の海−白鵬の相撲を合わせた40代式守伊之助の2人は、今場所2回目の差し違いですね。もしかしたら何かしらの処分が待ち受けているかもしれませんね。
Posted by 宮ア誠悟 at 2015年11月14日 19:46
追記

稀勢の里の相撲で、審判がタイミングを遅らせて物言いをつけたのは、3年前(平成24年)の九州場所のあの勘違い事件(9日目 豪栄道−日馬富士戦 湊川親方の見間違いでやり直し)を繰り返さない為の措置だったと思います。
Posted by 宮ア誠悟 at 2015年11月14日 20:08
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