今日の豪栄道との一番、全くいいところがなく、今場所苦戦している豪栄道に右からおっつけられて、何もできずに寄り切られました。
解説の北の富士さんが言うように、「精神状態」の問題なのか?
しかし、であれば、「綱とり」を相当意識していたことになりますね。
いや、いいんです、一回目の「綱とり」は失敗しても。
ほとんどの横綱、ましてや、大横綱はそうです。
また、私は場所前から「稀勢は綱とりではない」と再三申し上げていました。
私ごときに、そんなことを言わせないでほしい。
綱に上がるときは、誰しもが納得いく形で上がるべき。
事実上、稀勢の「綱とり」はゼロになりました。
腐るなよ。
まずは、今場所、最低でも二桁勝つことです。
そうすれば、来場所、優勝でもしようものなら、再来場所は私も「稀勢は綱とり場所」と堂々と言える。
力はあります。
残りの土俵を全勝するくらいの気持ちで戦ってほしい。
切に願いますよ。
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