2013年07月24日

【平成25年名古屋場所総括・三役編】稀勢の里をどう評価すればいいのか、我々は?

さて、最終回の今日は【三役編】をお届けさせて頂きます。

もっとも、関脇の二人に関しては、昨日お伝えしましたので、今日は大関以上の力士についてです。

やっぱり、この力士を取り上げないわけにはいかないでしょう。

稀勢の里。

今場所の11勝をどう評価するか?

まず、相撲協会並びに横審を始めとして、マスコミも含めて、「稀勢は綱とり」と場所前から騒ぎ過ぎましたよ。

はっきり言って。

私は一貫して、「稀勢は今場所は綱とりではない」と公言していました。

なぜなら、それは横綱という地位に対する冒涜だと思ったからです。

これに関しては、異論反論を読者の皆様から頂きました。

私はねえ、稀勢は横綱の力は既にあると思っています、実は。

ですが、決定的に欠けているものがあります。

「心・技・体」の「心」の部分です。

一番難しい部分かもしれません。

稀勢は序盤戦、騒がれて正気ではいられなくなった。

一度負けて正気を失い、二度負けて「正気」という言葉を忘れ、三度負けて彼の辞書から「正気」という文字が消えた。

負けたら平常心ではいられないことは、素人の我々でも分かっています。

稀勢の場合、そのブレが激しすぎる。

もし、彼が横綱昇進後にこのような「ブレ」を何度も見せることになれば、それこそ、日馬富士の前に引退、もしくは廃業を迫られることになるでしょう。

幸か不幸か、稀勢は三度負けて「正気」の二文字が彼の辞書から消えた後は、連勝街道を続け、両横綱を破るなどして、14日目まで快進撃を続けた。

白鵬は手負いでしたがね。

来場所は、「綱とり」ではありません、序盤戦一つ負けても構いませんよ。

ですが、そこで「正気」の二文字を彼の辞書から消してほしい。

すぐにね。

難しいかもしれない。

ですが、もうあと数場所の絶好の機会を逃せば、稀勢は「名大関」で終わってしまいそうな予感がします。

となると、日本人横綱は、またあと数年は生まれないでしょう。

私は日本人横綱にそれほど拘泥はしませんが、相撲界全体の人気を考えれば、それは良いことではないであろうことも知っています。

私だって日本人です。

日本人横綱は見たい。

ですが、今の稀勢では役不足です。

どうか、克服してほしい。

切なる願いです。

・・・稀勢の話が長くなりました。

他の力士についても一言。

白鵬に関しては、当ブログの【速報】
で絶賛しまくりましたので、もはや
語るまい。

「大横綱」であることは既に承知
していますが、ますますその称号
を高めました。

一方の横綱、日馬富士は・・・うーん、
難しいですね、論評するのは。

7日目の千代大龍戦の負けに関して
言えば、千代大龍を褒めるべきとも
思いますが、翌日の妙義龍、さら
には翌々日の豪栄道は、はっきり
言って、今場所絶不調の力士です。

この二つを落とさなければ12番
勝てた。

横審から何か言われるかもしれ
ませんが、仕方ない。

甘んじて受けて、来場所以降に
つなげてほしい。

大関陣では、琴欧洲が久々に
存在感を見せましたね。

もっとも、終盤戦は5連敗で、
元の琴欧洲の悪い姿を見て
しまった感はありますが。

先場所まで、琴欧洲は数場所、
頭を下げる相撲が目立ちました。

角界一背が高い琴欧洲のこの
相撲に違和感を感じていたのは
私だけではあるまい。

しかし、今場所は、体が動いて
いたこともあるのでしょう、
以前のような上背を活かした、
琴欧洲らしい豪快な取り口が
目立ちました。

10日目まで9勝1敗になったとき
には、「すわ、琴欧洲、優勝か」
との淡い期待も抱きましたが、
文字通り「淡い」ままで終わり
ました。

満身創痍であることは、各スポーツ
紙で読んでいて分かっています。

以前は、私は琴欧洲に辛辣な
論調を繰り広げていましたが、
今場所のような相撲を見せられる
と、「まだまだ」と期待してし
まいますなあ。

上背を活かして、上手をがっちり
と取れば、まだまだ相撲が取れる
ことは今場所証明しました。

横綱昇進、などという期待は
しませんが、まだまだ優勝争い
に加わって、存在感を見せてほ
しいと思いましたね。

今場所の総括は以上とします。

さあ、次は秋場所ですが、その
前に夏の巡業もあります。

都度、いろいろと記事にでき
ればと思いますので、引き続き
よろしくお願いいたします。
posted by あらやまはじめ at 19:00| 神奈川 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 稀勢の里 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする






「いいね!」はコチラ!↓


にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村

にほんブログ村 歴史ブログ 日本の伝統・文化へ
にほんブログ村