正直、彼の活躍した時期、私は仕事で多忙だったこともあり、あまり大きな印象はないのですが、「大物食い」だった気がします。
事実、獲得金星は12個と、史上2位タイ。
晩年は「下に落ちると強いが、上に行くと負ける」典型の力士でしたが、いつの時代にも、こういう力士はいて、最近では初優勝した旭天鵬がまさに典型。
大相撲は、強い力士ばかりでは成り立ちません。
こういった「中堅どころ」が頑張って支えているからこそ、土俵の充実がある。
旭天鵬のように、中堅どころがまさかの初優勝をする。
これも、相撲のいいところ。
栃乃洋関は優勝はできませんでしたが、それでも長きにわたって土俵を支えた功労者。
今後は親方として、いい力士を一人でも輩出できるよう、頑張ってほしいね。
ラベル:栃乃洋