2019年11月30日

【令和元年大相撲九州場所・総括】高野連でさえ改革しようとしているのに、相撲協会の前近代性には首を傾げざるを得ない・・・「暴力横綱」の反則技を正式に反則にしない限り、ケガ人は更に続出し、大相撲の未来はなくなる、危機感はないのか?

遅くなりました。

九州場所の総括です。

とはいえ、千秋楽が終わり、一週間も
経つと、様々なニュースがあり、つい
つい相撲界と比べざるを得ません。

昨日は、あの高野連が高校球児の
ために、「一週間に500球まで」との
制限を打ち出しました。

私は「あの高野連でさえ、改革しよう
としているのに、相撲協会はなんだ」
と憤りを感じましたよ。

高野連と言えば「前近代性の象徴」の
ような組織です。

その高野連でさえ、重い腰を上げて、
前途ある高校球児のために、ケガの
防止に努めようとしている。

一方の相撲協会はどうか?

前途ある若手力士のために、ケガの
防止に努めたためしがない。

それは、今の親方が現役時代に恩恵を
被った「公傷制度」をいまだに復活
させていないこともそうですし、
今場所優勝した「暴力横綱」の反則技
をいまだに正式に反則にしていない
ことからも明らかです。

相撲協会は若手がケガをすることを
奨励しているのではないかとさえ、
思わざるを得ません。

「暴力横綱」のせいで、これまでに
何人ケガをした?

まずは、そういうところから改革
していくべきではないのか?

横審もだらしがないよね。

場所が終わってからどうのこうの
言ったって遅いんですよ。

相撲協会に一蹴された横審、軽く
見られているのは明らかでして、
これは非常にまずい状態です。

本来、横審が場所中にビシッと
一喝して、相撲協会が「なだめに
入る」くらいでないといけない
のに、これではもはや、横審の
存在意義さえ疑われます。

相撲に興味がないのであれば、
横審など無用の長物ですし、
さっさと辞めてもらいたい。

迷惑だ。

・・・今場所の【総括】に参りましょう。

親方衆が御嶽海の負け越しについて、
辛辣な意見を次々に述べているのを
聴いて、私は違和感を覚えました。

御嶽海って、そんなに有望な力士
ですか?

三役を十何場所続けて、その間、
二度優勝しましたが、二桁勝利は
その優勝時の二回のみ。

ムラッ気も多く、勝つ時はこれ以上
ないいい相撲を取りますが、負ける
時はあっさり負ける。

こういう力士は「万年関脇」なんです、
昔から。

場所が終れば、バラエティ番組に出て、
ヘラヘラしてもいる。

タレントになりたいのであれば、角界
からさっさと引退して、プロレス界に
でも転向すればいいと思っているのは
私だけでしょうか。

御嶽海を怒っている親方衆は、白鵬を
怒るべきじゃないですか、本来。

「横綱のやるべき技ではない」とね。

批判の対象を間違えていますよ、今の
親方衆は。

なんだろうね、現役時代の我が身の成績
が白鵬にはどうしても叶わないから、
御嶽海のような批判しやすい力士に
向けられるのは分からないでもない
ですが、それはお門違いというものです。

なぜ、白鵬を批判しないのか?

今の親方衆は腑抜けです。

三役陣では、場所前、SNSへの不謹慎
動画アップで批判された阿炎が9勝を
挙げ、いよいよ、来場所は関脇に昇進
することは間違いないこととなりました。

この阿炎について、私は場所前、当
ブログでも猛烈に批判しましたが、
場所中の取組を見れば、日に日にその
取り口に力強さが見られ、進化して
いる姿を感じました。

それは、阿炎自身、不謹慎動画への
反省もあったのでしょうが、それ以前
に阿炎が力を付けてきていたことが
大きい。

力を付けてきたからこそ、調子に乗って
不謹慎動画を挙げたのでしょうが、逆に
本人にとっては反省材料となり、結果的
には良かったのではないでしょうか。

特に、千秋楽の御嶽海戦なんてねえ、
勝ち越している阿炎からすれば、
「兄貴分」の御嶽海に勝たせても
良かったのですが、あえて真剣勝負
に出ては、物言いの末、勝ちました。

阿炎は個人的には大いに評価を上げた
一人でして、来場所、関脇の地位で
どういう相撲を取るのか、大いに
期待したいと思いますね。

今場所は「小結4人制」だったわけ
ですが、先の阿炎以上に存在感を
発揮したのが朝乃山でした。

今場所の朝乃山の素晴らしさについては、
当ブログでも散々語ってきましたので、
ここでは割愛しますが、くれぐれも
「暴力横綱」の「ビンタとエルボー」
には気を付けてほしい。

立ち合い、変化したっていいんですよ。

相撲協会が白鵬を擁護する限り、あの
「ビンタとエルボー」はなくならない
わけです。

であれば、各力士は我が身をケガから
守るため、立ち合い、変化すること
だって、それは防御策としてやむを
得ないと言わざるを得ません。

思えば、白鵬相手に、立ち合い、変化
をする力士を私は最近、見たことが
ない。

「八百長なんじゃないか」と思われても
仕方がないですよ、これは。

力士側からすれば、「白鵬相手に
立ち合いの変化をすれば、その後、
稽古場などで何をされるか分からない」
という恐怖があるのかもしれませんが、
もはや、白鵬に往年のパワーがない
ことなど明らかでして、怖がる必要
なんてないんですよ。

「立ち合いのハッタリ」だけで勝って
いるのが今の白鵬なんですから。

平幕では、東前頭筆頭で勝ち越しては、
来場所の三役昇進を確定的にした
大栄翔を絶賛したいですね。

大栄翔は二日目、白鵬に押し出しで
勝って、結果的に殊勲賞も獲得しま
したが、恐れずに前に出る相撲は
見ていて、気持ちがいい。

今後の大関候補の一人と見ていいと
思いますよ。

・・・長くなりましたので、最後に来場所、
十両に戻ってくる元大関の照ノ富士に
ついて一言。

「よくぞ、戻ってきた!」と褒め称える
以外にありません。

でもねえ、十両に上がったくらいで満足
する力士ではありませんし、当然、この
後、幕内にも戻ってほしいし、三役、
さらには改めて大関にも挑戦してほしい。

照ノ富士は、大関時代、白鵬相手に
立ち合い、張り差しまでして勝ちに
いこうとした気骨のある力士です。

白鵬に張り差しをした力士、照ノ富士
以降は見たことがありません。

生ぬるいんですよ。

今の三役には照ノ富士の気骨を見習って
ねえ、白鵬相手であっても、立ち合い、
逆に「ビンタとエルボー」をするくらい
にならないと。

相撲協会が「反則技」として認定して
いないのであれば、白鵬以外の力士
だって、大いにやるべきなんです。

白鵬相手にね。

だれもやらないから、白鵬に軽く見られて、
40回以上も優勝をさらわれているという
のが実情じゃないですか。

弱い力士相手に張り差しをする力士は
幕内下位によく見られますが、白鵬
相手にやれって。

相撲協会も横審も力士もみんな、間違って
いる。

これじゃあ、だれも相撲など見なくなり
ますよ。

だいたい、相撲なんか見なくたって、
我々は生きていけるんですから。

「相撲を見なければ、生活ができない」
なんて人はほとんどいないわけです。

ファンあっての大相撲。

矛盾だらけの現在の角界では、ファンが
そっぽを向くのも時間の問題です。

やるべくことは山積していますが、
まずは「ビンタとエルボー」を禁止に
することから始めるのが筋じゃない
ですか。



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posted by あらやまはじめ at 21:54| 神奈川 | Comment(0) | 白鵬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする






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